PC
|
Mainマシン |
Subマシン |
現在の修復状況(%) |
63.5 |
270.6 |
Windows2000(含ベータ)
総インストール回数 |
17 |
3 |
Windows98
総インストール回数 |
53 |
1 |
Windows95
総インストール回数 |
72 |
0 |
Linux総インストール回数 |
3 |
3 |
〜コピーコントロール銀色円盤(CCCD)との戦い〜
今日、自分が買った音楽CDがコピーコントロール銀色円盤(CCCD)であるという、非っっっっっっっっっっ常に不本意な状況になってしまった。このサイト内の他のページ(〜を斬るっ!内)でも触れているのだが、この銀色円盤、本来のRedBook(CD-DAの企画書)から大きくはずれている仕様のため、CDを名乗っていない。具体的には、CD-DAに発生するエラーの訂正(C1,C2と呼ばれる)の数が規格外の多さになっているのである。C1エラー訂正は100CPS(秒あたり100回)以下、C2は0CPS(あってはならない)である。(C1については真偽不明だが、C2に関しては確実)。だが、銀色円盤は、C2エラー訂正が100%発生するのである。
このままでは再生時にノイズ発生等の支障が出るし、エラー訂正等によってプレーヤに負担がかかる。さらには、パソコン等で再生できない、というおそれもある。ものは試し、ということで、一度いろいろなCD-ROMドライブで読み込んでみることにした。
はじめに言っておくが、 あくまでこちらの環境にて「成功・失敗した」というだけで、他の環境・ドライブにて保証するものではないことを断っておく。
で、まずは学校にあるパソコンについているDVD−ROMドライブ(メーカ不詳)と、私のCD-R/RWドライブ、Plextor
PX-W1210TA 、の両方で読み込ませてみた。しかし、PX-W1210TAではマウントすら失敗、DVD-ROMドライブではマウントは成功していたものの、音楽CDとしては扱えていなかった。(CD2WAVで確認したところ、データ部のみの構成になっていて、時間も不正になっていた)
次に、家にある各種ドライブにて読み込んでみることにした。対象となるのは、
・TOSHIBA SD-1502M(DVD-ROMドライブ)@サブ
・YAMAHA CRW-3200E-VK(CD-R/RW)@メイン
・PLEXTOR PX-40TS/UW(CD-ROM)@メイン
・RICOH MP5125A(DVD+R/+RW)@メイン
の4つである。 まずは結果から。
|
ドライブ名 |
マウント |
データ |
CD2WAV
認識 |
CD2WAV
吸出 |
Windows付属
CDプレーヤ |
(1) |
SD-1502M |
OK |
OK |
OK |
NG |
NG |
(2) |
CRW-3200E-VK |
OK |
OK |
NG |
− |
− |
(3) |
PX-40TS/UW |
OK |
OK |
NG |
− |
− |
(4) |
MP5125A |
OK |
OK |
OK |
OK |
OK |
結局、すべて成功したのはRICOH MP5125Aのみという結果になった。
ちなみに「データ」というのは単にCDドライブをダブルクリックして開けた、という意味で、中身のデータについてはいっさい触れていないことを断っておく。つまり、CDのオートラン機能が作動したことを指しているのではないことに注意。
それぞれについて発見したことについて。
(1)TOSHIBA SD-1502M
一応、「糞プレーヤ」をインストールしようとした形跡を確認。CD2WAVできちんと認識しているようではあるが、実際には1トラック目が吸い出せない。他のトラックは吸い出せた。ということでNG。付属CDプレーヤでも再生は出来ないので、「見えても手は出せず」状態。
(2)YAMAHA CRW-3200E-VK
「糞プレーヤ」のインストールは確認できず。CD2WAVにて1トラック目をデータと誤認識していた。一応、Exact Audio Copyでは吸い出しに成功しているため、「CD2WAVでは無理」という結論。
(3)Plextor PX-40TS/UW
「糞プレーヤ」のインストールは確認できず。CD2WAVにてトラック時間・トラック形式ともに不正で、トラック時間については特徴的な表示(だいたい4分ごとになっている異常表示)になっていることから「不可能」という結論に。
(4)RICOH MP5125A
「糞プレーヤ」のインストールをしようとした形跡を確認。CD2WAVでの認識・吸い出しともにOK。というか、完璧に通常のCD-Extra形式として認識している模様。ただし、読み出し設定は「通常読み出しまたはバースト読みだし、SEEKコマンド発行は無し、ベリファイオプションは自由に、速度は好きに、でもできれば4倍速程度を」でないとだめ。なぜなら、2パスフレーム間補正に設定すると、フレーム訂正が「3086」という異常な数値になり、実際にノイズしかないWAVファイルが出来ていた。一直線に読み出す必要があるようだ。「問題なし」ということで。
結局RICOHドライブだけか・・・。他のサイトでも結構成功すると言われていたしな・・・。 それを反映した形になりましたとさ。